本番でいつものパフォーマンスを出すには
こんにちは、しょういです。
皆さんにはきっと将来のために必死に頑張っていることがあると思います。
受験勉強や資格試験、スポーツの大会や新しいビジネスの挑戦など人によって様々でしょう。
そんな大きなゴール時に、日々行っている努力がそのまま報われてほしいですよね。
しかし残念なことに、練習ではできていたことが本番では急にできなくなるという人も一部いるというのも事実です。
今回の記事では、本番に少しでも強くなるための方法を3つご紹介します。
1つ目はプレッシャーがかかる下で練習を行うことです。
重圧感のない状態で練習を続けていると、本番時に起こる様々な勢いに気圧されてしまいます。
そこで練習時からプレッシャーのかかるような刺激を与えるのです。
例えば受験勉強であればテストの制限時間を10分短くして模試を解く、スポーツであれば本番で戦うフィールドで、もしくは似たような場所で練習する、といった具合です。
とにかく練習時からプレッシャーのかかるようなことを行ってください。
ある研究によると、少量のプレッシャーに慣れれば、それ以上のプレッシャーの下でも対処できる力が身に付くということが分かっています。
「競争で負けたらジュースおごり」などのような少量のプレッシャーでも効果はあるのかもしれませんね。
2つ目は最悪の事態を想定してそれの対策をとることです。
「テストの形式が変わっている」「見たことのない問題が出題された」「戦力になる選手がケガした」
どれも焦りますよね。
でもこれら、練習時に想定していればある程度は対処できますよね?
本番時に最悪の事態を想定することはかえって失敗を招きやすいですが、本番まで十分な時間がある時に最悪の事態を想定することは、本番で起こりうることの対策をすることができ、本番に強くなります。
「もしものことが起きてもへっちゃらだぞ」という強い自信にもなるため、練習時に最悪の事態を想定して行動することはオススメです。
そして最後は考えすぎないことです。
これは練習時ではなく本番時にオススメする行動です。
本番時に不安や焦りで頭がいっぱいになると物事を処理する能力が欠け、十分な力を発揮できなくなってしまいます。
分かりやすい例で言うと、自転車に初めて乗った時と現在自転車に乗っている時の比較です。
初めて自転車に乗った時は「どうやって地面を蹴り」「視線をどこに向け」「ハンドルをどう動かせばいいか」などいろいろ考えていたと思います。
今はどうでしょう?何も考えずに、むしろ別の考え事しながら自転車を運転できますよね?
ここで「自転車に乗る時、手足の動きや視線に注意を向けながら運転してください」と言われたら運転がぎこちなくなってしまうでしょう。
これと同じで長年練習を積み重ねた熟練者が動きなどについて考えていたら素早い動きなどが出せません。プロスポーツ選手では考えなくても適切な動きをするよう脳にプログラムされているのです。
練習を始めたばかりの初心者が考えながら習得するのは良いですが、熟練者は考えずただ体の動きに身を任せるのが良い方法です。
以上が、僕がオススメする「本番に強くなるための方法」です。
このほかにも「本番に強くなる方法」はたくさんあり、その方法を見出している本があるためそちらを紹介します。
シアン・バイロックさんの『なぜ本番でしくじるのか』です。
この本は「ヒューマン・パフォーマンス」について長年研究している著者が本番に強くなる方法について解説したものとなっています。
僕自身、昔は本番に弱いタイプでしたが、最近これを読み、本番で期待していた成果が得られらなかった理由がやっとわかりました。
残念なことにこの本のリンクが存在しないため、恐れ入りますが興味のある方はご自身でAmazonなどで検索してみてください。
シアン・バイロックさんの『なぜ本番でしくじるのか プレッシャーに強い人と弱い人』です。
今回の記事はこれで終了です。最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
皆さんの努力が本番で報われることを心より願っております。