しょういの知識部屋

僕自身が今まで培ってきた知識や経験をもとに、「当たり前なものから意外と知られていないものまで」皆さんに役立つような情報をお届けするブログです。毎週金曜or土曜に投稿予定です。

大切にすべき人とそうでない人の見分け方

こんにちは、しょういです。

 

今回は「人間関係」についての投稿です。

 

いきなりですが、皆さんはどんな基準をもとに「大切にしたい人」「一緒にいたい人」を決めていますか?

 

「自分のために親身になって頑張ってくれる人」「お金や時間を割いて自分に何かしてくれる人」

 

人によって基準は違ってくるでしょう。

家族や長年の中である親友などの親しい関係の中から「大切にすべき人」を見分けるのは簡単なことであるため、今回は「新しい人間関係を築くうえで、その人との関係を大切にすべきか見分ける方法」についてご紹介します。

 

 

その方法を見分ける方法をお伝えする前に、

人間は3種類の性質をもつ人に分かれています。

 

1つ目は、常に他人を中心に考え、他人に利益を与える「ギバー」

 

2つ目は、自分が最優先という考えで、利益を全部自分のものとする「テイカー」

 

3つ目は、自分が他人に与えた分と他人から与えられた分を半々にしたい「マッチャー」

 

この3種類がいます。心理学の研究では、この中で「ギバー」が一番成功し、勝利を勝ち取るという結果が出ています。ただし、自己犠牲をしない場合に限ります。

 

つまり、成功したいと思ったり幸福を感じたいと思ったりしたら、あなたから他人に自己犠牲をしない範囲で利益を与える必要があります。

 

ただし、全ての人が、あなたの与えた利益に対して「お返しをしてあげたい」と思ってくれるとは限りません。

そう、この「テイカー」という人間を見分ける必要があるのです。

 

ではどうすれば判別できるのか。それは、

「あなたがその人に利益を与えたときに、その人が『あなたにお返ししたい』という気持ちがとれるような行動があるかどうかを確認する」

ことです。

 

例えば、あなたがAさんに誕生日プレゼントをあげたとしましょう。その時のAさんの反応に注目してください。もしAさんが「わあー!素敵!ありがとう!」という反応だけで終わった場合は、Aさんはあなたにとって「大切にすべき人ではない」と考えられます。

もちろん全てがそうであるとは限りませんが、こういうタイプはテイカーである可能性が高いからです。

 

ではどういう反応がこればいいのかというと

「わあー!素敵!ありがとう!ちなみに~君は誕生日いつなのー?」

というように、「この人にために私も何かしてあげたい」という意図が汲み取れるような反応が確認されればAさんはあなたにとって「大切にすべき人」の一人としてカウントしても大丈夫だと考えられます。

 

これ以外の例として、

「ボランティア活動の参加時に、『お名前なんですか?』『どんな職業をなさってるのですか?』など、『あなたのことをもっと知りたい』という気持ちを込めた質問を投げかけられる」

 

「数学が苦手な子にアドバイスしたら、『ありがとう!ちなみに~君は苦手な教科とか質問したい部分とかある?』という返答をもらう」

 

といった反応を見せてくれる人も、「大切にすべき人」として接した方が良いでしょう。

 

人間の行動は噓をつきません。その人の行動を確認すれば一瞬で「その人と関わるべきか」が分かるのです(僕自身、テイカーを見分ける以外にも、その人と関わるべきかを「その人の行動」で区別するようにしています)。

 

というわけで、「あなたの役に立ちたい」と思わせるような行動を確認する」方法、是非参考にしてください。

 

これよりもさらにギバー・テイカー・マッチャーの詳細が知りたい方は、アダム・グラント著の『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』を是非お読みください。

この本には、テイカー見分け方のみならず、テイカーへの接し方、さらにはギバーをどう活かしたら成功するか、効率的な利益の与え方など、人生を変える情報がぎっしり詰まっています。

興味のある方は下記のURLから是非お読みになってください。

 

 
 
これで今回の投稿は終了です。最後までご覧いただき誠にありがとうございました。