その仕事、大人数でやる必要ありますか?
こんにちは、しょういです。
仕事や学校のグループワークなどで、1つの物事に対して複数人で共同して行ったことはありますか?
皆で一緒に考えることはいろんなアイデアがでて解決策が浮かびやすくなるので、良いことではあると思います。
ただ、僕はあえてそこで「本当に複数人でやる必要がありますか?」と確認したいです。
その理由を説明するために、人間の心理現象の1つ「リンゲルマン効果」についてご説明します。
リンゲルマン効果は
「集団で共同作業をする時、一人で作業するのに比べ、人数の増加とともに一人あたりの仕事効率が低下する」
現象のことを指します。
この現象は様々な実験を通して立証されています。
リンゲルマン効果が起こる原因は以下のことが考えられます。
・大人数でやるなら、自分一人ぐらい協力しなくても大丈夫でしょ、と思う
怠け者な人ほどこの考えをもつことが多いです。こういった考えをもつ人がたくさん集まることによって起こると考えられます。
・失敗を恐れる
失敗を恐れる人が多くなるというのも原因の1つと考えられます。
大人数だと
「失敗するくらいなら、無難な課題だけに取り組んで、難しいものは他の人に転嫁しよう」
という考えが出てしまいます。
これの対策として
「少人数に小分けする」
「平等にやるべきタスクを振り分ける」
などの措置をとると、より改善すると思います。
ただ当然ですが、リンゲルマン効果の影響は個人差があります。
大人数でも全然問題なくこなせるという方もいれば、
少人数だけど違和感があるという方もいると思います。
その時は成果の良し悪しで確認した方が良いです。
この記事はあくまで「こういう人間の心理現象」がありますよ」
というものを紹介するだけで、強制するものではありません。
この記事を参考にしつつ、自分に合った方法を選んで良い方向にいく方が増えれば幸いです。